留学中のお金をどのようにして管理するかはとても重要なテーマです。
ある程度お金がないと充実した留学生活は送れません。

お金を確保する方法は色々あります。大学や財団、大使館の奨学金、親の仕送り等。(スペインの場合)手続きを踏めばアルバイトをすることができなくもないですが、労働時間数に制限があるので現実的ではありません。
留学資金を獲得する方法はたくさんありますので、色々挑戦してみてください。実はこのプロセスも留学で得られるスキルのひとつです。目的を達成するために、他者に説明して理解してもらい、資金を調達すること、企業ではこれをファイナンスと呼んでいます。ファイナンス力のある学生はとても魅力的に映ります。

さて、留学資金を確保した後、どのようにして留学先に送金するか、そこが問題です。
まず、現地に到着したら、銀行に行って口座を開設しましょう。あなたのスペイン語力を試すチャンスです! 
銀行口座を開きたいがどのような書類が必要か、口座維持手数料はかかるのか、等スペイン語で聞いてみましょう。銀行によっては、大学オリジナルのキャッシュカード(デビッド機能付き)をもらえることがあるので、大学に通っている旨を伝えた方がよいと思います。大学によっては、それが学生証の代わりになる場合もあります。
私は、銀行の担当者が親切だったので、すぐに作ることができました。また、私はATMを使わず、敢えて銀行の窓口でお金の出し入れをしているうちに、担当者と仲良くなり、スペイン語の勉強にもなりました。

現地の奨学金をもらえれば、現地口座に国内振込してもらうだけですが、留学資金が円の場合、海外送金をしなければなりません。送金手数料というのが結構馬鹿にならず、慎重に銀行を選びましょう。大手都市銀行ですと3,000~5,000円、 ゆうちょ銀行ですと2,500円、シティバンクですと2,000円程度かかります。シティバンクが一番安そうですが、一定の預金残高がないといけません。少額送金であれば、SBIレミット等の海外送金サービスが手数料が安いです。

そして、考えなければならないのが、為替レートです。送金する時期によって、数万円の差が生じます。
例えば、 2012年のように1ユーロ=100円であれば、1万ユーロ送金するのに100万円必要です(1万×100円/€)。しかし、2012年末の政権交代以降円安傾向にあり、2013年3月の為替レートは1ユーロ=121円です。つまり、1万ユーロを送金するのに、121万円必要となってしまうのです。21万円も違ってくるんですね。
また、送金時に円を外貨に両替するわけですが、仲値(TTM)で両替できるわけではありません。両替の際は、為替手数料が上乗せされたTTSレートで外貨を買って送金するわけです。したがって、なるべく為替手数料が低い銀行を選ぶようにしましょう。
円高の時に外貨に換えておくというのもありだと思います。でも、為替の動きは素人ではなかなか読めませんので、ご自身のご判断にお任せします。

以上の注意点は、長期滞在を前提に「現地で口座を開く」という方法の場合です。短期~中期の留学であれば、現地で銀行口座を開設しない方法もあります。 海外専用プリペイドカード が一例です。ご自身の留学スタイル(留学期間や送金額、送金頻度)に合わせて、検討してみてください。


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